ともに生活するということ
恋愛のときは、一緒に暮らしていないのであれば、会いたくないときは会わなくすむという利点があります。
結婚すると一つ屋根の下で一緒に住むわけですので、別居か離婚をしない限りは、ともに暮らしていくわけです。
そうなると、具合が悪くても、けんかをしても、いやなことがあっても、顔を合わせねばならないわけですね。
個人が好き勝手できないところもあります。
恋愛時代は、相手の一部の時間を共有していたわけですから、見なくてもいい部分、あるいは、見せなくてもいい部分があったわけです。
でも結婚して一緒に暮らし始めると、恋愛時代には気づかなかったいろいろなところに目がいくでしょう。
それは必ずしもお互いにとっていいこととは限りません。
デートのときは決まった格好をしていたのに、家ではだらしない格好でごろりとされていたら、今までのイメージが多少崩れるかもしれません。
結婚前は、いろいろ親切だったのに、結婚したら急に亭主関白になった、ということもよくあります。
生活だけでなく、家計や家事分担、子育てなどいろいろなことを分かち合わねばなりません。
結婚は、いいところ悪いところ、すべてを共有することになります。
恋愛中は、パートナーの良いところをおもに見て、気に入らないところも大目に見る傾向があると思います。
けんかをしてもしばらく冷却期間をおいてまた復活したりできます。
結婚前はラブラブであったとしても、結婚後は、どうしてもある程度冷めていきます。
なぜなら同じ屋根の下で毎日会うわけですから、存在が近くなりすぎててしまうからです。
見たくない部分も見て、相手の欠点が浮き彫りにされてきます。
長年一緒にいると、どんどん遠慮もなくなっていきますので、ますますわがままになったり、あたりまえのことになったりして、いやなところばかり目についたりします。
一緒に暮らしているのですから、気に触るところがでてくるとどんどん気になってくるものです。
結婚して初めて見えた相手の欠点や自分との違いがだんだんと亀裂を呼び、結婚後、急速に冷めてしまうケースも少なくありません。
とくに、熱烈な恋愛で結婚したら、情熱が冷めるのも早いですので、そのうち現実を目の当たりにして、こんなはずじゃなかった、、、、と思うかもしれません。
近すぎるとその良さがわからなくなるように、あまりにも当たり前になって、相手がいるのに慣れて、だんだんと横柄になったり、退屈さを感じたりします。
それに生活のために働いたり、子育てをしていると、夫婦間の関係も薄れてきます。
長年一緒に暮らしていく予定ですので、相手の悪いところも受け入れる努力が必要になってきますね。
結婚前に、一緒に住むカップルが増えてきていますが、お互いのことを知るためにはよいことかもしれません。
けれども長く同棲していると、結婚する意義がなくなってなかなか結婚できなくなるケースも多いみたいですね。

